ネットの通販サイトやアプリからのショッピングは安全でしょうか?一般的には安全と言えます。近年、よりセキュリティの高い支払いゲートウェイや不正行為の検出機能により、以前に比べて安全に通販でオンラインショッピングができるようになりました。また、コロナ禍でオンラインショッピング利用者が急激に増加したのは、屋外に出る必要がなく物理的にも安全性を確保できるためと言えるでしょう。
その他にも、ネットショッピングにはいくつかの利点があります。
- お得情報や割引を見つけやすい
- 店員に気兼ねすることなく、落ち着いて買い物ができる
- 誰にも知られたくない商品購入におけるプライバシー保護が可能
- 複数の店舗や仕入先の商品を比較しやすい
- プレゼントを友達や家族へ簡単に届けられる
ネット通販で安全にショッピングをするコツ 20選
ネット通販でのオンラインショッピングは便利な反面、欠点もあります。オンラインショッピングの利用履歴は、しばしば追跡や監視の対象となっていますが、幸いなことに、匿名かつ安全に買い物できる方法があります。今回ご紹介するコツを参考にして、これからセールが増える年末年始にかけてのショッピングをお楽しみください。
1. 信頼できるショップにこだわる
購入前に、ウェブサイトを必ずチェックしましょう。過去に購入経験のある通販サイトのオンラインショップを利用するのは賢い選択です。しかし、初めて利用するショップで買い物する場合はどうすれば良いでしょうか?Trustpilot、Yelp、Googleなどの口コミサイトで、ショップの評判をチェックしてみてください。
2. 通販サイトの安全性を確認する
ショップの通販サイトがSSL暗号化されているかを確認しましょう。ウェブサイトのアドレスが(httpではなく)httpsで始まっているか、ブラウザのアドレスバーのURLの左側に南京錠(パドロック)のアイコンがあるかどうかで判断できます。
ここで重要なのは「https暗号化は、VPN接続関係なく有効である」ということです。VPNとhttps暗号化がセットであれば、より高い安全性が確保されます。
3. 個人情報を守る
通販サイト上で入力する情報に関しては、特に注意しましょう。不審な点があれば、購入時に必要な最低限の情報のみを入力します。メールまたは電話による不自然な要求(アカウントに関する情報確認など)にはご注意ください。安全面の観点から、購入者の生年月日やパスワードなど、アカウントに関する機密情報をショップから尋ねられることはありません。
4. 公共Wi-Fi利用時の安全対策
公共Wi-Fiの利用時はVPNを利用しましょう。VPNを使用せずに公共Wi-Fiネットワークを利用して買い物をすると、通信トラフィックが傍受される可能性が高くなります。VPNをお持ちでない場合は、ホテル、空港、公共のホットスポット、バス、カフェなどでのオンラインショッピングは控えましょう。
5. 強力なパスワードを作成する
アカウントを作成する際は、2要素認証に加え、強力でユニークなパスワードの使用をお勧めします。第三者のアカウントへの不正アクセスを困難にします。
6. オンライン決済サービスを利用する
通販サイトでPayPal、Stripe、Venmoのような安全な支払いゲートウェイを利用できる場合は、積極的に利用しましょう。デビットカードではなくクレジットカードをオンライン決済サービスに登録すると、より強固なセキュリティを確保できます。
7. 不正取引に注意する
あまりにもうま過ぎる取引を見つけた場合、それはおそらく不正取引です。他の通販サイトと比べて商品が著しく安い場合は、偽造品である可能性が高いです。
8. 決済状況を確認する
オンラインバンキングや決済サービスの自動支払い通知を有効にすることで、真偽にかかわらず、支払いが行われたことをすぐに把握できます。
9. VPNを使用する
VPN(仮想プライベートネットワーク)は、ユーザーのオンライントラフィックを安全なトンネルを介して保護します。VPNをダウンロードすると、ネットワークの安全性を高めるだけでなく、オンラインショッピング時にお金を節約できる可能性もあります。実は、オンラインストアやサービスの価格は地域によって異なる場合があるのです。この機会にぜひExpressVPNをご利用ください。
10. クレジットカードが使えるかを確認する
クレジットカードは、銀行や金融機関に保証されています。オンラインショッピング時に信頼できる決済手段であり、一般的に大半の通販サイトやアプリで利用できます。また、不正に使用された場合、最も簡単に支払いを止められる決済方法の1つです。
11. ネット上の口コミを調べる
オンラインショップの偽レビュー件数が増加しています。Trustpilotのような信頼できるレビューサイトをチェックすることをお勧めします。非常に似通った、あるいは大げさな言葉を使ったレビューが異常に多い場合は要注意です。
12. アドレスバーに直接URLを入力する
オンライン取引に関するメールを受信した場合は、メール内のリンクをクリックするのではなく、ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力して、そのショップのウェブサイトにアクセスするようにしましょう。その情報が本物かどうかを判断でき、偽リンクから自分自身を守ることができます。
13. ネット通販専用メールアドレスを使用する
ネット通販専用のメールアドレス作成は、スパムメールのリスクを減らすのに役立ちます。また、オンラインショッピングのすべてのアクティビティを、メインのメールアカウントと区別できるという利点もあります。あるいは、匿名のメール転送サービスを利用することで、メインアドレスを隠したままにしておくことも可能です。
14. スマートフォンでの買い物に注意する
可能であれば、モバイルブラウザから購入するのではなく、通販ショップの公式アプリを利用しましょう。URL短縮サービス(BitlyやGoogle URL Shortenerなど)からのリンクは、リンク先が不明なため特に注意が必要です。
15. オンラインショッピング後、必ずログアウトする
自分だけが使うデバイスでない限り、通販サイトでの買い物終了後は、すべてのアカウントからログアウトするよう心がけましょう。
16. ウイルス / マルウェア対策ソフトをインストールする
通販サイトでのオンラインショッピングのセキュリティリスク対策として、お使いのデバイスにアンチウイルスプログラムをインストールしましょう。評判の良いアンチウイルスソフトの多くは、ブラウザにインストールできる拡張機能やアドオンを備えています。
17. 恐れずに苦情を伝える
注文した商品がショップの説明と違ったり、破損していたり、届かなかったりした場合は、遠慮なくはっきりと苦情を伝えてください。自分の注文に代金を支払っているのですから、通販サイト、小売業者、販売代理店、県(または国)の行政機関にしっかり訴えましょう!
18. バーチャルカードを使用する
バーチャルカード(一時的なクレジットカードやデビットカード)は、オンライン取引の安全性を高めるのに最適な方法です。一部のクレジットカード会社では、既存のカードから切り離した仮のカード番号を発行することができます。このカードは、特定の商品や1回限りの購入に使用できます。
19. 実在する住所と電話番号を調査する
可能であれば、その企業の通販サイトに住所や電話番号が掲載されていないか確認しましょう。掲載されている住所が実在するか否かは、Google Mapsで簡単に調べられます。公平を期すため、Amazonのような大型オンラインプラットフォームは、第三者の販売代理店も受け入れており、万一トラブルが生じた場合はAmazonが対応してくれることになっています。
20. 利用規約を読む
ネット通販で購入する場合は、必ずショップの利用規約を読むことを心がけましょう。例えば、ギフトカードを購入する場合は、そのショップが正規販売店であることを確認します。これにより、贈られた人は不要な障害なくギフトカードにアクセス、使用できるようになります。
ネット通販での買い物に潜む危険性
ネット通販でのオンラインショッピングは、利用者が追跡や監視される可能性に加え、無知な利用者を危険にさらす可能性もあります。安全でない通販サイトでは、個人情報の不正流出や盗用が起こり得ます。なりすまし犯罪は、おそらく最も一般的な問題の一つです。
なりすまし犯罪
ハッカーに個人情報や決済情報を盗まれたり、個人情報を入手するためのフィッシングメールが送られてきたりする場合があります。一度情報が流出してしまうと、ネット上で簡単になりすまし被害に遭ってしまいます。購入明細や通知メールに目を通し、記憶にない購入履歴がないかを確認しましょう。
データの盗用
オンラインストアが不正アクセスを受けた場合、すべての顧客の個人情報および決済情報が流出し、オンラインで売買される可能性があります。その結果、クレジットカードの不正利用やなりすましにつながります。
偽アプリ
オンラインショップが開発した公式の通販アプリを使用するように心がけましょう。アプリが本物かどうかは、販売店の公式サイトに記載されているリンクからダウンロードするか、Google PlayやApple App Storeのレビューを確認すると良いでしょう。
店舗でも安全にお買い物
ATMを避ける
現金で買い物をする場合は、あらかじめ口座からお金を引き出しておき、十分な額を所持することを心がけましょう。混雑した繁華街にあるATMは、スキミングなどの詐欺の格好のターゲットになります。とはいえ普段は、人目に注意を払って、明るいうちにATMを利用するのが賢明です。
Bluetoothビーコンをうまく利用する
Bluetoothビーコンは、スマホとペアリングする機能で、ユーザーの動きを監視し、買い物習慣、商品との距離、位置情報に関する情報を収集します。この機能を活用し、店舗によっては、顧客の位置情報と連携させた店舗情報やクーポンを配布しているので、お得に買い物ができることがあります。一方で、通知を受け取る量が増えたり、アプリがデバイスの正確な位置情報にアクセスする権限を許可する必要があります。必要に応じ、位置情報設定を切り替えて利用しましょう。
超音波トラッキングに注意する
ほとんどの人間には聞こえない音波をスマートフォンで拾うことで、追跡されます。超音波による追跡を防ぐだけでなく、会話を録音されたり、キーワードを抜き取られたりしないように、どのアプリケーションにマイクの権限を付与するかは慎重に判断しましょう。
同伴者と連絡をマメに取る
同伴者がいる場合は、なるべく一緒に行動し、少なくとも、お互いの居場所を常に把握しておきましょう。子連れの場合は、常に子どもの側から離れないようにします。また、子どもには迷子に備えて、あらかじめ「一人ぼっちになったと気づいたら、お店の人や警備員、近くにいる大人にすぐに声をかけること」を伝えておきましょう。さらに、保護者の連絡先を覚えさせておくと安心です。
所持品を守る
鞄や財布を安全に保管しましょう。可能であれば、外側ではなく内側から開くジッパー付きの盗難防止用リュックを使用してください。外で買い物する際は、必要最小限のアイテムを持っていきましょう(ファラデーのバッグやRFIDブロック付き財布など、プライバシーを考慮したアイテムをお勧めします)。荷物を置き去りにしないようご注意ください。
いかがでしたか。一般的なこともありますが、最新のテクノロジーやサービスに合わせて、新たな注意要素が増えてきています。上記のヒントを参考に、ネット通販でも店舗でも、安全にお買い物を楽しみましょう。
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よくある質問:安全なオンラインショッピング
オンラインで購入する際の一番安全な支払方法は?
PayPalなどの支払いゲートウェイは、オンラインショッピングにおいて最も安全な支払方法だと考えられています。クレジットカード情報を、1つのサイト/サービス(この場合は支払いゲートウェイ)に登録するだけで、その情報は保護されます。支払いゲートウェイは、エンドツーエンドで暗号化された決済など、強固なサイバーセキュリティ対策が施されています。
オンラインショッピングを安全に行うことが重要な理由は?
オンラインショッピングをする際には、詐欺や個人情報の流出、金銭的損失を避けるために、安全性を確保することが重要です。
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